活動理念

WDIの活動理念


ワイルドディアイニシアチブは、人間の活動によって苦しみや困難を強いられている野生動物たちが直面している問題に目を向け、長期的な視野のもと、かれらの置かれている状況の改善を目指して活動しています。


個々の野生動物たちは感覚を持った存在(Sentient beings)」であることから、私たちはかれら、ひとりひとりの感覚や感情はもちろん、「人格」性を尊重し、その存在を軽んじない社会の実現を目指します。

そのため、この活動は、人間のための活動ではなく、動物たちの活動であると考えています。

当団体は、人間側の利害や人間中心の話題には言及せず、また、動物たちの利益と関係のない人間的ないざこざや競争には関与しません。

WDIは、対立よりも「対話」を、支配よりも「尊重」を選びます。

暴力や差別には明確に反対の立場をとります。

動物たちの置かれている状況を理解し、かれらの尊厳を傷つけない方法について考察します。また、動物たちとのかかわりに関する問題提起を行います。

奈良公園在住の「ぼの母ちゃん」♀
奈良公園在住の「ぼの母ちゃん」♀

【この理念に込めた想い】


ワイルドディアイニシアチブは、

野生動物たちを「群れ」や「種」だけとしてではなく、

「個」の存在、つまり「生活の主体者」

として見つめています。

これらはWDIが長年の現場経験から紡ぎ出した 

独自の視点から生まれたものです。

わたしはそれらを言語化し、

2019年から社会へ問い続けてきました。


かれらは人間の都合によって、生息地を奪われ、ときに命を奪われています。

しかし、それぞれの野生動物たちは、私たち人間のように「感覚・感情」を持ち、"ひとり"としての独自の生涯を経験します。

そのかれらの感情、感覚は、人間が想像する以上に豊かなのです。

生の主体である、個々の動物たちは、尊重されるべきであるため、わたしは「個々の存在」の「声」を、少しでも多くの人たちに届けたいと思い、この活動を始めました。

WDIの活動は、決して派手ではなく、人の目を引くようなものではありません。

けれど、WDIの歩みの一つひとつが、動物たちの尊厳に寄り添うことを活動の軸としているという、その想いがこの理念には込められています。 


*当サイトで発信している活動理念や独自の思想フレームワーク、および表現・コンセプトは、長年の実践と深い洞察から生まれた独自のものです。これらの模倣や、文脈を無視した安易な流用・転載は、活動の本質を損なう恐れがあるため、固くお断りいたします。